英語で質問された時に「Yes」「No」以外のあいまいな返事をしたいのですが、いつもうまく言えません。
こんなお悩みにお答えします。
この記事はこんな人におすすめ
・英語の質問に対するあいまいな返事の仕方を覚えたい人
この記事でわかること
・あいまいな返事をする英語表現10選
英会話をしていると、「Yes」「No」だけでは返事ができない場面もありますよね。「なんとなく」とか「~みたいな」とか「それは場合による」というようにあいまいなニュアンスを表現したいときもあるでしょう。
しかし、英語であいまいな表現をしようとしても、ネイティブのリアルなフレーズを知らないとニュアンスはうまく伝わらないものです。私もよくあります。
今回の記事では、英語で質問されたときにあいまいな返事をする英語表現について海外ドラマからピックアップした10選をご紹介します。
あいまいな気持ちを伝える英語表現を身につけたい方は、是非最後まで読んでみてください。
1-2分でサラッと読める内容です⇩
【あいまいな返事をする英語表現3選】「ありえるね」「そうかもしれない」
ここでは、「ありえるね」「そうかもしれない」というニュアンスで使える英語表現を3つご紹介します。
①"That might be the case." ⇒「あり得るね」「そうかもしれない」
【ニュアンス】
相手の言っていることが事実かもしれない、あり得るというニュアンスで使うフレーズです。
類似表現として「It could be the case.」も同じニュアンスで使えます。
【用語解説】
「case」には「事実」という意味があります。また「might be ~」で「~かもしれない」という意味です。
英英辞典訳⇩
the case
the true situation
引用元:オックスフォード英英辞典
【例文】
A: Maybe we got lost.
道に迷ったのかもしれない。
B: That might be the case.
そうかもね。
②"That's possible." ⇒「あり得るね」
【ニュアンス】
相手の言っていることが可能性としてあり得るというニュアンスで使うフレーズです。
類似表現として「It's not impossible.」⇒「不可能ではない」⇒「あり得るね」という表現もあります。
【用語解説】
「possible」には「可能性がある」という意味があります。
英英辞典訳⇩
possible
that might exist or happen but is not certain to
引用元:オックスフォード英英辞典
【例文】
A: Is he off today?
彼、今日は休みなのかな?
B: That's possible.
あり得るね。
③"Could be." ⇒「あり得るね」「そうかもね」
【ニュアンス】
こちらも相手の言っていることが可能性としてあり得る、そうかもねというニュアンスで使うフレーズです。「It could be」の省略形です。
【例文】
A: He might be at his friend’s house.
彼、友達の家にいるかもね。
B: Could be.
そうかもね。
【あいまいな返事をする英語表現2選】「まあね」「そんな感じ」
相手から質問されたときに「まあね」「そんな感じ」と言葉を濁して返事する表現を2つご紹介します。
①"Kind of." ⇒「まあね」「そんな感じ」
【ニュアンス】
相手の質問に対してストレートな表現を避けてあいまいに返事したいときに使えるフレーズです。
【例文】
A: Are you dating him?
彼とデートしてるの?
B: Kind of.
まあね。
②"Sort of." ⇒「まあね」「そんな感じ」
【ニュアンス】
こちらも「Kind of.」と同じニュアンスで使います。相手の質問に対して言葉を濁してあいまいに返事したいときに使えるフレーズです。
【例文】
A: You don't like math, right?
数学が嫌いなの?
B: Sort of.
まあね。
【あいまいな返事をする英語表現2選】「ただの勘だよ」「何となくそう思っただけだよ」
自分で言った言葉に根拠がなく「ただの勘だよ」「何となくそう思っただけだよ」と言いたい時に使えるフレーズを2つご紹介します。
①"Just a hunch." ⇒「ただの勘だよ」「何となくそう思っただけだよ」
【ニュアンス】
自分が言った言葉について、根拠はないけどそう思っただけだよというニュアンスで使うフレーズです。
【例文】
A: Did you see your boyfriend?
彼氏と会ってたの?
B: Yes. How did you know that?
そうよ。なんでわかったの?
A: Just a hunch.
ただの勘だよ。
②"It's just my intuition." ⇒「ただの勘だよ」
【ニュアンス】
こちらも「hunch」と同じニュアンスで使えるフレーズです。自分が言ったことについて、根拠はないけど感覚的にひらめいたというニュアンスで使います。
【用語解説】
「intuition」には「直観」という意味があります。
英英辞典訳⇩
intuition
the ability to know something by using your feelings rather than considering the facts
引用元:オックスフォード英英辞典
A: Did you see your boyfriend?
彼氏と会ってたの?
B: Yes. How did you know that?
そうよ。なんでわかったの?
A: It's just my intuition.
ただの勘だよ。
【あいまいな返事をする英語表現1選】「ただ何となく(ノリで)(面白そうで)」
ここでは、相手の質問に対して「ただ何となく(ノリで)」というニュアンスで使える表現を1つご紹介します。
①"Just for the heck of it." ⇒「ただ何となく(ノリで)(面白そうで)」
【ニュアンス】
たいした理由もなくノリで、面白半分で(何かをした)というニュアンスで使います。
【例文】
A: Why did you join the party last night?
昨夜のパーティーになぜ参加したの?
B: Just for the heck of it.
ただ何となくノリでね。
【あいまいな返事をする英語表現1選】「場合による」
相手が言ったことに対して「(それは)場合による」と答えをはぐらかしたいときに使える表現を1つご紹介します。
①"It depends." ⇒「場合による」
【ニュアンス】
相手が言ったとことに対して「(それは)場合による」「一概には言えない」と答えをはぐらかすニュアンスです。
【例文】
A: Will you join the party ?
パーティーに参加する?
B: It depends. I have a lot on my plate.
場合による。やることがいっぱいあるんだ。
【あいまいな返事をする英語表現1選】「どちらともいえない」
最後に「Yes」「No」どちらともいえないときに使える表現を1つご紹介します。
①"Yes and No." ⇒「どちらともいえない」
【ニュアンス】
「Yes」「No」どちらか1つに決められない、どららでもないというニュアンスで使えるフレーズです。
【例文】
A: Do you like your new house?
新しい家は気に入った?
B: Yes and No.
どちらともいえないな。
【まとめ】あいまいな返事をするための英語表現を覚えよう
今回は、あいまいな返事をしたいときの英語表現10選をご紹介しました。
YesでもNoでもない気持ちを伝えたいときに使ってみましょう。
ネイティブスピーカーが実際に使う表現を覚えるとよりニュアンスが伝わりやすくなります。他のネイティブ表現についても知りたい方はこちらの記事も合わせてお読みください☟
こちらもCHECK
-
grabが持つ6つの意味とネイティブスピーカーがよく使う3つの使い方