BingAIの使い方を詳しく知りたい
という方に向けて情報を詳しくまとめてみました。
今回は、Microsoftの最新機能BingAIについてわかりやすく紹介します。
従来の検索エンジンと比較して大幅にアップデートされた点や、英語学習への活用方法などを各章で詳しく解説しています。
ChatGPTよりもパワーアップした最新機能について知りたい方は、最後まで是非読んでみてください。
英語学習に役立つその他のAIツールについても知りたい方はコチラの記事をご参照ください。
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BingAIとは?

①Microsoftが開発したAIチャットボット。
BingAI(Bing chat/New Bing)とは、Microsoftが開発したAIチャットボット。Microsoftの検索エンジンである「Bing」にAIのチャット検索機能が追加されたものです。
ChatGPTを更にパワーアップさせた技術が搭載されているので、BingAIでは
ChatGPTよりも最新の情報を取得
することができます。
Microsoftアカウントへの登録が必要ですが、誰でも無料で利用することができます。
ChatGPTの仕組みについてはこちらの記事で詳しく解説しています⇩
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②より人間らしい返答ができる。
BingAIは、より人間らしい返答ができます。それを実現したのはOpenAIの最新大規模言語モデルGPT-4。
大規模言語モデルとは、インターネット上の大量の文章を読んで、言葉の意味や使い方を学ぶAIのこと。
つまり、BingAIはインターネット上にある人間が書いたたくさんの文章から言葉の意味や使い方を学ぶことで、人間らしい返答を学んだAIといえます。
③インターネットにアクセスして情報を提供する。
BingAIは、インターネットにアクセスできるAIチャットボットです。
常に更新されるインターネット上の情報にアクセスすることで、最新の情報を提供してくれます。またAIの回答には引用がついており、情報源を知ることもできます。
BingAIの使い方|従来の検索エンジンとは異なる2つの特徴
▼日本マイクロソフト株式会社 公式チャンネル▼
Bing AIの使い方はとても簡単です。こちらで紹介する内容は、日本マイクロソフト株式会社の公式YouTubeチャンネルで解説されている内容をまとめたものです。
使い方①:会話のまま検索 ⇒ 検索結果は文章で返ってくる。
BingAIの特徴の1つは、会話のまま検索できること。
従来の検索方法では「東京、大阪、行き方」というようにキーワードに落とし込む必要があり、キーワードを上手く指定しないと望むような検索結果が反映されないということがよくありました。
しかしBingチャットでは、「東京から大阪への行き方は?」という会話のまま検索できるので、望む回答をより簡単に得ることができます。
また検索結果が文章としてダイレクトに表示されるので、検索結果のリンクから情報を探すという手間がありません。検索結果でわからない場合は、追加の質問をしながら対話形式で情報を得ることができます。
使い方②:クリエイティブな検索ができる。
BingAIのもう1つの大きな特徴は、クリエイティブな検索ができること。
例えば、上記のように日本の観光客を増やすためのビジネスアイデアについて質問すると、いくつかのアイデアを回答として受け取ることができます。
クリエイティブな作業の手助けをしてくれる頼もしいAIといえます。
BingAIの英語学習での4つの使い方をレビュー
BingAIはアイデア次第で幅広く英語学習に活用できるサービスです。ここでは、筆者の私が実際に試してみた英語学習での使い方をご紹介します。
使い方①:英語でChatの練習する。【英語初心者にも使いやすい】
まずは英語でChatの練習をしてみました。実際に使ってみると2つのメリットを感じました。
【メリット1】AIからの回答に複数の選択肢が提示される。
AIからの回答には複数の選択肢が提示されます。この機能は、英語初心者の方が返答の仕方がわからないときなどに参照することができるだけでなく、会話の続け方を学ぶのにも効果的だと感じました。
【メリット2】日本語も使える。
Bingチャットは日本語にも対応しているので、会話の途中で日本語を使うことも可能です。
またAIの回答の意味を読み取れない場合は、全文を日本語に訳してもらうこともできます。辞書機能は搭載されていませんが、会話を通して全て解決するという感じです。
英語初心者が英語でchatの練習をする場合にも使いやすいツールだと感じました。
使い方②:本格的な英語表現を学ぶ
BingAIでは、英語表現を教えてもらうという使い方もできます。今回は、「日常会話で使える英語のイディオムを10個教えてください。」とお願いしてみました。
すると上記のように10個のイディオムを日本語訳とともに綺麗にリストアップしてもらえました。回答の下にさらなる質問例を提示してもらえたので、「イディオムの由来は何ですか?」をクリック⇩
すると、イディオムの由来を回答してもらえました。さらに回答の下には情報源のサイトが表示されており、一番左のリンクをクリックすると下記のような英語のサイトも表示されました。
情報源である英語サイトを使って英語学習もできるというわけです。
使い方③:英語日記の添削をしてもらう。
BingAIを使って英語日記の添削をしてもらうこともできます。今回は以下のように文法ミスの指摘と、同じ内容で他の言い回しができるかどうか聞いてみました。
AIの回答とともに「もっと自然な英語の書き方を教えてください。」という選択肢があったのでクリック⇩
すると、自然な英語の書き方のポイントをいくつか教えてもらえました。
Bing Chatを使うことで英語のライティングスキルを底上げすることができそうです。
使い方④:AIと英会話練習をする
リリース当初はチャット機能だけでしたが、新たに音声入力機能が追加されました。
画面右下のマイクのマークをクリックすると音声入力をすることができ、AIからも音声での回答がきます。この機能を使えば、最新のインターネット情報を用いたAIとの英会話練習ができるという訳です。
※2023年9月追記
BingAIで英語学習をする際の注意点は?
注意点①:間違った情報や表現が含まれる可能性がある。
Bingチャットに限らずAIチャットボットは完璧でないため、回答内容に間違った情報や表現が含まれる可能性があります。
知識のない分野のことを調べるときは特に注意が必要です。情報が正しいかどうか気になる場合は、検索モードに切り替えて確認することをおすすめします。
注意点②:機密情報や個人情報は入力しない方が良い。
Bingチャットには現状、機密情報や個人情報を入力しない方が良いといえます。
世間ではChatGPTの機密情報の漏えいリスクが問題になっており、現状は省庁などの機関も機密情報に関わる業務利用を禁止しています。
情報が流出する危険性を考えて問題のない範囲で活用することをおすすめします。
【まとめ】BingAIの使い方は簡単!英語学習に役立つ便利なツール!
今回は、Microsoftの最新AIツール「BingAI(Bing chat/New Bing)」について詳しくご紹介しました。
従来の検索エンジンよりもさまざまな面で進化しており、英語学習においてもアイデア次第で幅広く活用できることがわかりました。
セキュリティー面やAIからの回答の誤りという点では注意が必要であることを念頭に、BingAIを上手に使って英語力アップに挑戦されてみてはいかがでしょうか。
最後までお読み頂きありがとうございました。